今でも鮮明に覚えていることがあります。
もうずいぶん昔になりますが、
夫と出会って間もない頃、
初めて二人きりで食事をしたときのこと。
場所は銀座のイタリアンレストランで
窓の外には夜景が広がっていて……。
向かい合って料理を取り分けていると、
夫がにっこり笑って
「丸いね」と言ってきたのです。
その言葉を聞いた私は、
顔が丸いことを言われたのだと瞬時に察知し
ムッとしていると、
「丸いことはいいことなんだ」と
続けてくるではないですか。
私は、
「いったい丸い顔のどこがいいの？
人が気にしている顔のこと言ってくるなんて、
デリカシーがなさすぎる！」と
心の中で毒づきながら食事を続けたのでした。
でも、今ならよ〜くわかります。
夫は私の魅力を褒めてくれていたのですよね。
なのに、当時の自分はそれを受け入れられなかった。
こんなこともあったしね。
そんな、自分が生まれ持った丸顔を否定し続けてきた
人生でしたが、今では、
「いや〜、本当に丸いね！」と
自分の丸顔が愛おしくて笑っちゃうんです。
私の両親や妹は丸顔ではないけれど、
命を繋いでくれたご先祖さまの中に
丸顔の人がいたのでしょうし、
（親戚に丸顔率が高いような気がします）
そして、自分の見た目だけでなく、
能力や才能、気質なども
確実に受け継がれているかと思うと、
私という存在をのびのびと活かしてあげたい。
そう思えてくるのです。
あなたのお顔立ちやキャラクターも
あなたのご先祖たちが代々にわたって繋いでくださった
ギフトなのです。
その、せっかくのギフトを活かさない手はありません。
ぜひ、あなたの手で輝かせてみませんか？
自分の魅力だけが自分を輝かせるのです。
〜〜〜〜〜
あなたに備わっている魅力を思い出しましょう♪
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