母となってからずっと、子供たちの生まれつきの障がいの原因について、あれこれ言われてきて、それをなんとかしようという思いで子供たちを育て続けてきた。
ありとあらゆる療法をやってきた中には、それなりに効果を感じたものも多々あった。
でも最近は、必要以上に障がいの原因をわかろうとしなくてもいい、なんとかしなくてもいいという境地。
それは、規格外の我が子たちだけど、それなりに元気に成長してきているのを、間近で見てきているから。
なんとか世間の基準に収めようとしたって、そんなの到底無理だって、育児しながら育自された。
子育てでも何でも、枠の中に当てはめようとするから苦しくなることもよくわかった。
というのも、私自身が誰かが作った枠の中に収まらないって気付いたから。
法律的には母親で、最低限の務めは果たしてるけど、「もうママは母親やめたから」って宣言してるし、自分最優先を心掛けてるし。
ところが面白いことに、それが子供たちにとっては、一番の治療法みたいなの。
これからも、ますますこの調子で行っちゃうつもり。