腰が痛いことは痛いんだけど、
ずっと横になっているのも退屈だから、
リビングのダイニングチェアに
置物みたいに座ってる。
普段、他の家族が座るそこからは、
いつもと違う景色がある。
私が小1の時に描いた人物像。
我ながら隠れた名作だと思う。
自画自賛して過ごしていると、
土曜恒例のインドカレーランチから
帰ってきた夫から、
私のお気に入り、
ほうれん草チキンカレーの
テイクアウトを受け取る。
辛さの指定もいつも通りのミディアム。
コップの水がなくなったり、
フォークを床に落としたりした時には、
息子がウェイターのように
サーブしてくれて、
居心地のよいレストランみたいだ。
体が動くようになったら
もっと磨きあげたい。
私の大事なパワースポットは
この自宅だと痛感してるから。