あちこちから、
「もうすぐ終わっちゃうから
早く観た方がいいよ」と言われて、
やっとこさ観てきました。
少しだけネタバレになるのだけど、
映画の中で印象に残ったシーンはというと……。
主人公の興行師がユニークな人材を求めたところ、
姿かたちも人種も特技も様々なメンバーが
集まってきて、ショーを創り上げていきます。
親からも
「生まれなかった、存在しない者」として
扱われてきたり、
その容姿を周りから馬鹿にされたりしたせいで、
自分を表現できなかった人たち。
そんな彼らが
「どう見られてもいい。これが私なの」と、
等身大の自分をショーに出演していく中で、
コアな自分を取り戻していきます。
もちろん、その道筋は決して平坦ではなく、
山あり谷ありなのですが……。
私は「これが私なの」をやりきっているだろうかって
映画を見ながらずっと自問していました。
自分の人生の舞台で「これが私なの」であるとき、
誰もがグレイテスト・ショーマンなのですよね。
そんな世の中になっていったらどんなにかいいかしらと
観ていて胸がいっぱいになりました。
私が行っている活動も、
そんな世界になっていったらという思いで
続けています。
まだ観ていないという方も、ぜひご覧になってください。