もうかなり前のお話です。
とある体操のインストラクターの
試験を受けたときのこと。
直前まで集中して準備したおかげで、
実技も筆記も申し分ない出来でした。
それなのに、面接官の男性から、
「ぶりっ子しているみたいで、
それだけが引っかかるんだよね」と
言われてしまったのです。
試験に向けてなりふり構わず勉強し、
緊張して本番に臨んだというのに、
ぶりっ子する余裕なんて、
いったいどこにあるのかしら?
でも、今ならよ〜くわかるの。
私がしてしまったこと、
それは、
自分の見た目の印象の
偽装工作でした。
爽やかに見られたくって、
爽やかな印象の
ヘアメイクやファッションや
振る舞いをしてしまっていたんです。
私のエピソードからもお分かりのように、
なりたいものになろうとするより、
すでにあなたの持っている魅力を
華麗に炸裂させた方が、
周りの人たちも安心するのです。
あなたの魅力を
捻じ曲げたり隠したりしないでね。
2018.10.30の記事より
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