夏の始まりに起きた突然の出来事は、
あまりにも理不尽で、
割り切ったつもりでいても、
なかなか消化&昇華できなかった。
それに関わっていた自分が、
すれ減ってしまったように感じて、
被害者意識まで持つようになっていた。
考えないようにしても、
頭の中からなかなかそのことが
離れなかった。
なのに、ついさっき、
私が関わっていたそのことから、
実はものすごくたくさんのものを
受け取り学んでいたことに気が付いて、
そうなると、もう感謝の気持ちしか
湧いてこなかった。
不意打ちをくらい、
衝撃を受けたとしても、
すぐに気持ちを切り替えなくてもいい。
悔しさとやるせなさに
のたうちまわってもいい。
自分が自分を見捨てない限り、
空が晴れ渡るように、
目の前がぱーっと開けて、
「ああ、そういうことだったのか」と
心底納得する時がやってくる。
これで、
また一歩進めそうな気がしてきた。