ここ数年、親戚の不幸が相次ぎ、
喪服に袖を通す機会が増えている。
たった一着しか持っていない
秋〜春用の喪服は、
もう20年以上前に買ってもらったもの。
サイズも変わらず、
好きなデザインだし、
似合っていると思ってる。
それが、母から見ると
「顔立ちも年取ってきているのに、
裾のフレアーが広がり過ぎだし、
襟元のレースも時代遅れ。
リフォームするか、
新しく買った方がいい」
そこで、
リフォーム屋さんにもっていったところ、
「フレアーもいい感じだし、
レースも立派で素敵。
あなた、スタイルいいわねえ?
子供産んだの?」
(産んだと答えると)
「えっ⁉︎
こんなにスタイルのいい人、
久しぶりに見たわ」
(すぐ隣のクリーニング屋さんの
女性を呼んできて)
「ねえ、この喪服でも全然おかしくないわよねえ。
素敵よね?」
(クリーニング屋さん)
「ええ」
(私)
「あの〜、顔と合っていますか?」
(リフォーム屋さん&クリーニング屋さん)
「合ってる、合ってる。
全然おかしくない。
素敵よ」
というわけで、
結局お直しするのはやめた。
それにしても、なぜこんな
両極端な声が上がったのだろう?
おそらくその人が、
「どんなメガネで見ているか」
の違いなのだろうね。
母からすれば、
「あれから20年。
ずっとこの喪服をきているけれど、
なんだかんだ言っても
この子も年取ったわね。
他の年下の従妹のあの子は、
落ち着いた感じの喪服を着ている……。
この子もああいうのを着た方がいいわ」
一方、リフォーム屋さんからすれば、
「体型も顔立ちもこの喪服に合っているし、どうしてお直ししないといけないの?」
ということなのかも。
たまたま今回、「私の喪服」を通して
ものの見方の違いを実感したけれど……。
自分が目にするあらゆる出来事を、
一体私はどんなメガネで見ているのか?
そこを意識してみると、
つまらない囚われれから
自由になれる気がする。
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