つい数ヶ月前
こんなことがありました。
家の中で私だけが
動き回っているようで
すり減っていくような感覚に
見舞われて
ある土曜の朝
洗濯物を干している時に
それは起こりました。
脱いで丸まったまま洗われた
夫のソックスを手にした瞬間
私の中で
何かがブチっと切れたのです。
そして
寛いでいる夫の鼻先に
そのソックスを突きつけて
「あなた。
いっつも『命は時間だ』って
言ってるわよね。
なのに
私の大切な命を
この丸まったソックスを
伸ばしてから干すことに使うわけ？」と
夫の洗濯物だけ干さずに
カゴに入れたまま放置すると
何かを察した夫は
黙ってそれを干していました。
その時の私は
別にソックスを
伸ばして欲しかったわけでなく
もっと時間にゆとりのある生活を
したかっただけなのです。
その後
毎回ソックスが
伸ばされるようになったかというと
決してそんなことはないのだけど
私のSOSを察してもらったおかげで
ゆったり過ごせるようになったせいか
丸まったソックスを
伸ばして干すのも
気にならなくなりました。笑
そして
あの時感じた小さな違和感を
声に出してあげた自分のことが
誇らしく思えるのです。
あなたの健闘を祈ってる♡
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肉体は神殿
お顔立ちは玄関
魂は太陽
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