障害のある子供を育てるようになって、
「どうして私のところに生まれてきたのだろう?」
「どうしてこの子は障害を持って生まれて来たのだろう?」と、
霊能者や治療家など、いろいろな人に尋ねて回りました。
前世がどうとか、
宇宙から来た魂だからだとか、
家系の因縁だとか、
実に様々なことを言われました。
あとは食生活が原因だとか、
親のあり方に問題があるとか……。
いったい何が正解なのかいまだにわかりませんが、
ある言葉が降りて来た時、
憑き物が落ちたみたいにすっきりしたのです。
それは、
ただ、そうだったから。
そう考えると、
頭の中であれこれと理屈をこねくり回していた時と違って、
目の前の我が子を、まるごと受け入れられたような気がしたのです。
きっと外側から理由をつけていた時は、
「自分が思い描いていたような子育てではない」と思って、
障害児の母親である自分のことも、
我が子のことも受け入れていなかったのでしょう。
このことに限らず、
自分ではどうしようもできないこととか
不条理なことってたくさんありますよね。
そのことについてなまじ知識があるがゆえに、
理論を持ち出し分析したくなっちゃうかもしれません。
でも、そうやっていじくりまわしているうちは、
消化も昇華もできないんじゃないかな。
そんな時、「ただ、そうだったから」とひと言
唱えてみることで、
私のようにスコーンと何かが抜けるんじゃないかな。
ふとそう感じたので書いてみました。
いつかの夏の空。
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