華麗に炸裂してレディとして生きていく方法

あなたが華麗に炸裂すると世界が変わる

そう思っていたのは私だけだったのかもしれない

駅前のロータリーでバスを待っていた時のこと。

 

向こうから、ランドセルを背負った男の子が

母親に手を引かれながらこちらに歩いてきた。

 

母親の張り詰めた表情から、

すでにその子は小学生ではあるものの、

手を離すと道路に飛び出すかもしれない

ということがうかがい知れた。

 

そして、バスに乗ろうと母親が手を離した一瞬の隙に

少年は、ぱあっと走り出してしまった。

 

 

f:id:canoca:20170721205649j:plain

 

危ない! と、

その子に駆け寄ろうと足が前に出掛かったその時、

そこにいた何人もが私のように駆け寄ろうとしているのがわかり、

一番近くにいた人が少年の手を掴んだ。

 

幸い、車両の通行がなかったので、

無事母子はバスに乗ることができた。

 

母親は何度も頭を下げていた。

 

みんな、気にしていないようでいて、

実はその母子のことをちゃんと気にかけていたことに

感動した。

 

 

 

帰宅後、その一部始終を夫に話し、

「私も同じような体験を何度もしてるから、

あのお母さんの緊張感は痛いほどよくわかる」

と言うと、

 

夫は、

「きっとあなたが次男の手を引いていた時も、

同じように思っている人たちがいて、

助けたかったと思うよ」とつぶやき、

それを聞いた私の目から、思わず涙があふれた。

 

自分ひとりで抱え込んでいたつもりだったけど、

そう思っていたのは私だけだったのかもしれない。

 

■ ■ ■ ■ ■ 開催予定のイベント・提供しているメニュー一覧■ ■ ■ ■ ■

  

★LDM個人セッション・魂の開花の個人セッション(随時受付中)

こちら

 

★茶話会も開催しています。

ブログにてお知らせいたしますので要チェック!