昨日参列した三男の中学校の卒業式は、
母親の私にとっても
「義務教育からの卒業式」
だったのかもしれません。
寂しさよりも清々しさの方が勝って、
大きな何かを一つ達成したようで、
心が晴れやかでした。
式の後、各クラスで行われる最後の
ホームルームでの彼の様子を見ていると、
途中、波風はいろいろあったものの、
彼なりにクラスメイトとの交流を
楽しんでいたことがうかがえたり、
私が存じ上げていない保護者の方たちに
あたたかく見守られていたことが
わかったり、
彼が在籍していた特別支援学級でも、
先生方が愛情いっぱいに生徒たちに
接してくださっていたのだなあと
こちらまで胸が熱くなったりと、
三男自身も、私も、
いかにたくさんのギフトを
受け取っていたのかを、
ひしひしと感じました。
以前よりかなり心の自由度が増した
私ですが、やはりどこかで必要以上に、
「周囲からクレームを言われないように」とか、
「私がなんとかしなければ」などと
力が入っていたのは、
それらのギフトに意識を向けず、また、
受け取ろうとしていなかったからなのかも
しれません。
自分への信頼がまだまだだと
明らかになった一件でした。
明後日には次男の卒業式が控えていて、
卒業後の進路は、次男は就労、
三男は進学となり、2人とも
4月から新しい世界へ飛び立つことに。
それらに伴うフォローは当面の間
必要ではあるものの、
私も新たな世界へ飛び立つべく、
背中に生えている羽根を
もっと広げたっていいのよね、と
じんわりくるものがありました。
この生き方ややり方を選んだ
私という人間を
とことん信じ抜いていくとします。
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