夏至前からいくつもの変化が訪れ、
まるで、これから私がどうありたいのかを試されるようだった。
心の声に従って進みながらそこを抜け出た後、
宇宙空間に放り出された感覚になった。
軽いんだけど、どこか心細くなった。
そこでコーチングを受けてみた。
すると––
やっぱり私はセッションするのが楽しくて大好きで、
クライアントさんの変化が嬉しくてたまらないこと。
心の深い領域で話せる存在がいること。
クライアントさんとご縁で出会えていること。
家にいる時の私も、
外で人と会っている時のちょっとおすまししている!? 私も、
全部私だということ。
––そんなことがわかった。
なのに私は一人で勝手に、
「人とのご縁もなく、孤独で、ええかっこしいの私」を
演じて悶々としていたのだ。
自発的にそこまでやっちゃうとは、その滑稽さにもう笑うしかない。
でもね、人間だもの。
ふとしたきっかけでぬかるみにはまることだってある。
そんな時、車だったらJAFを呼んで助けてもらうように、
心だったら、カウンセリングでもコーチングでも何かのセッションでも
その道のプロに助けてもらうことでどれだけ楽になることか。
そんな時、かつて、ぬかるみどころか、底なし沼にはまっていた私が
少しでもお役にたてたら本望だ。
ただし、ぬかるみを脱出した後、
走るのはその人自身。
私は先導するのでなく、地図を見ながら走者の横に並んで進んでいきたい。
自分に起こった出来事を書いているうちに、
あらためての決意をしたためてしまった。
でも、すでに私がやっていることでもあり、
これからもっともっとやっていきたいことでもあるって はっきりした。