この間、ある人に言われた言葉が、
私のことをとても軽く見ているように聞こえて、
とても腹が立った。
家に帰って、
「ふざけるな〜！」
「馬鹿にしてる！」
「見くびってんじゃないよ！」
……などなど、ひとしきり吐き出した後、
よくよく考えてみると、
その人には私を怒らせようという意図はまるでなく、
むしろ善意しかなかったように思われた。
そして、勝手に私が投げかけられた言葉に反応していることに
気がついた。
つまり、自分のことを軽く見ている「私」に対して
「内なる自分」が腹を立てたってことだ。
ということは、上記の吐き出した言葉たちは
私が私自身に向かって言っている言葉だった。
「ふざけるな〜！」
→自分に対して真剣ではない。
「馬鹿にしてる！」
→自分で自分を馬鹿にしている。
「見くびってんじゃないよ！」
→自分で自分を見くびっている。
「私のことをとても軽く見ているように聞こえた」のも、
それは自分のことを軽く見ていたから。
きっと本当は、私は心の底で
「自分はすごい」って思ってるんだろうな。
まだそう言い切れないけど。
そして、私みたいな体験をして、
腹が立って仕方なかったというあなたも、
本当は「自分はすごい」ってわかってるのかもしれないよ。
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